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パーリングする原因

またパーリングするようになってしまった。

ショートボードを使った次の日は、ファンボードのバランスを忘れてしまいパーリング三昧になるというジンクスはあったものの、ここまでとは・・・。

自分だけパーリングして全く波に乗れないという劣等感に打ちのめされた日だった。

立ちあがっても、ボードが急激落下中で、制御不能のままボードと一緒に前に滑り降ちてしまう。

なんでだろう??

ショートボードを試したり、横へ行こうとしたり、手をめいっぱい伸ばして仰け反る感じでテイクオフをしようとしたり、腕で立ちあがってからのテイクオフとか、色々と試みているうちに、色々とバランスがおかしくなったのか、何がおかしいのかわからない状態に。

ダンパーではないけど、多少ほれてて、はやくて傾斜が高い波で、私が苦手は波だから、ひとえにそれが理由なのかもしれないけど。。。

スキルフルなおっさんからは「今日は波が悪いからしょうがない」でまた済まされそうだったけど、しつこく「手をつく位置が前過ぎるのかな?」「パドルが弱いのかな」「立ち上がるのが遅いのかな」と言い続けたら、「違う」「波が急な時はもっと後ろに重心を移動しないと」「下を見てるからだ」「腰を入れて、立ちあがった時に重心を後ろにしろ」とのこと。

膝をもっと曲げて、もっと低い体勢で後ろ加重。

私は前加重でしかも前をみているから落っこちるんだと。

私的には、手をつく位置、そして手をついた時の伸び上がり(重心を後ろにする)、それから伸び上がるのが遅い、、など、ようするに立ち上がる前にきちんとボードを水平に維持できていなかったのが原因かなと思うけど、おっさん的にはそれよりも立ちあがった時の重心と視線だという。

もちろん腕で立ち上がった時にきちんとバランスコントロールができていれば、そのままそっと足を置くだけでいいので、こういう話にはならないと思う。

ほかの人を見ていても、そう思う。

でも、ノーズが落下中になりつつあっても、足をついた時の重心させ超後ろであれば、そこからコントロール可能になるのかもしれない。

確かに以前、つかんだ!これで大きな波も怖くない!パーリングなんて怖くない!と思った時には、「行きたい方向に行くんだという強い意志を持って、体ごとそちらに視線を向けていれば、多少無理目でもいける!と確信したんだよね。

その時、傾斜のきつい波に直前から乗ろうとしない、というのも学んだけど、ちょっとそうなりかかっていて、ノーズが落下しかかっている時も、ぐわっと気迫で行きたい方向を向けば乗れた!ということがあった。

だから今回はパーリングを重ねれば重ねるほど、ビビリが出てきてしまって、恐るあまりにまた下を見る癖が出てきてしまった・・とも考えられる。

ちなみに翌日は回復。。

でも立ちあがった時に後ろ加重を意識というよりは、とにかく波に追いつかれる前にパドルをして、追いつかれたらすぐに、ノーズが落ちてくる前に、伸び上がって状態反らしを心がけた。あと手のつく位置も後ろ目を。

きれいに立ち上がることはできたけど、乗れたのは1秒か2秒。

次の瞬間にはやっぱりまた立ったままノーズが刺さってしまった。

おっさん曰く、よくなった。でも、立ちあがったあとも後ろ加重を維持せよ、とのこと。

そうなのかー。

なんか勉強になる。

立ち上がるまでじゃないんだよね、立ってからも、バランスコントロールはずっと続くんだ。

そのあとも、こんなに後ろ??フィンの上?というくらい、後ろにしゃがみ込むような形であれば、波の下に落下せずに波の上をボードを水平に保ったまま乗っていけたこともあった。

そこからちょっと重心を前にすれば、波のトップから横に滑って行くことができたのかもしれない。

まあでも翌日には乗れるようになった、というより、翌日の波はそこまで難しくなかった、というのが大きい。

だいたいゲッティングアウトの苦労が全然違うもん。

翌日の波は、ほれてなくて、ゆっくり崩れてくるので、パドルで越えていけたけど、乗れなかった日は、ちょっと盛り上がってきたなーと思うと、一気にバーンとまるめ上がって炸裂するような、崩れ方がすごくはやい波で、波のパワーもけっこうあり、波数も多い。

よって、ローリングスルーをして、板に乗ろうとするとまた次の波、次の波、、、という感じで、進むどころか少しづつ戻されて、永遠に前に進めない。

プッシングスルーなんて試みた日には、後ろ向きに波に乗ってる状態になってしまったりして、勘弁してー。

というわけで、常に大回りしないと全く沖に出れなかったものね。

後ろ加重ねえ。

空を見るくらいの気持ちでいけ、と。(いやでももちろん空じゃなくて行きたい方向なんだけど。)

それくらい腰とか上体の重心が後ろなんだよね。

でもおっさんが実際に、後ろ加重のポーズをしてくれるので、わかりやすい。

やっぱりおじさんの動きは腰が入ってる

曲がる時も、後ろ加重にする時も。

それでこそボードが動くんだよな〜。

勉強勉強。

 

 

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