いやー、昨日のカタビーチは最高でした。
ここ数日間、カタの波がとてもしょぼそうに見えたのでカタノイに行っていたのですが、朝見た感じ、おや?今日はカタ良さそうじゃん?と思い。
ビンゴでした。
全部ダンパーじゃない!
というくらいに、形のキレイな大きな波。
それにガンガン乗れました。
実は前の日はうまくいったのに、一昨日は全然うまくいかなくて悩んでました。
どうしてもパーリングするか、波に乗り遅れるかしがちだし、大きな波は落下しそうでこわい。
大きなホレた波、早い波に乗るにはどうしたらいいのだろうか・・・。
そうして調べたところ、大きなホレた波でパーリングするのだって、結局は頭の位置の問題、ビビって下を見るからだ、という説が一番濃厚だった。
さらに波が早かったり、パワーがある場合は、もっとパドルを懸命にしてもっとスピードに乗ってないといけないのかも、という仮説を立てた。
大きい波対策としては、とにかくビビるな、乗れると信じて食らい付け!という気合の問題も大きいみたい。
だもんで、ちょっと大きそうに見える波にも、本気でパドルして乗りに行くことにしてみたところ、いくつも乗れた!
1時間半で8本くらいは大きいのに乗れたんじゃないだろうか。
全部私が乗ってごめんなさいね、というくらいに来た波来た波、乗れた。
もちろん波は大き目だけど、ホレてないので安心感があって恐怖感なく立ち向かえたというのはある。
とにかく懸命にパドルで助走して乗る、という基本的なやり方でキレイに大きいのに乗れたので気持ちよかったー。
これで私もサーファーになれた気がする!
そんな爽快感。
海水浴客も多いんだけど、ブレークポイントが沖なのでぶつかる心配をしなくてよかったし。
でもそこそこに強い波の力のなか、けっこうな沖まででないといけない。
そんな中、波を食らいたくない一心でするパドル。
この波が崩れる前に乗り越えてやる!というパドルが、本気のパドルなんだなーとわかりました。
それをテイク・オフの助走でもできるようになった。
以前は深くて速いパドルなんかした日には一瞬で疲れ切っちゃうからそんなのできないと思っていたし、その割にパドルが効いてる感じが一切しなかったわけだけど。
昨日は違いました。
腕に水を掻いている手応え、感覚がしっかりとある、効いているパドル。
しかも効かせるために、意識的に深く速くしているけど、スムーズで変な疲れ方もしない。
このパドルがわかったって大きい気がする!
これがわかってみると、周囲の子供が浅くて疲れないような、わちゃわちゃってしたなんちゃってパドルで波に乗ろうとしているのをみると、君、本気でパドルすればその波乗れたのに!とか思うようになった。
まあおそらく私もそういうパドルで乗れる波にしか乗ってこなかったんだろうけど。
というわけで、ゴリラ体型になったかいがあった!と思える日でした。
パドルが効くようになったのは、ひとえに体が出来上がったというのもあるのかも。
あとは新しい板に慣れてバランスを取りやすくなったとかもあるかも。
これぐらい納得いくまで乗れると、ちょっと満潮がかって波が少なくなってきた時にも、未練がましくなく、また昼ごはん食べて1時間半後に来ようとかってすぱっと思えるよね。
なんとも気分がいいランチタイムでした。
でもランチ後に、下がっていく波に乗りに来たら、波はよりパワフルになっていて、でも午前中ほどは波をゲットできなくて、本当に波は一期一会というか、日々刻々と変わるなーというのを実感。
あ、でもちなみに昨日ももちろん失敗はあって、落下して巻かれてサーフパンツが半分脱げたりもしたんだけど、それはやっぱりタイミングが遅くて、スピードにまったく乗ってない段階からでかい波が崩れるその時に乗ろうとすると、無理がかかるなというのがわかった。
でも結局は気合なので、気合を入れれば、直前からでも乗れるのでは?と試してみたら乗れた時もあった。
波の大きさやパワーにもよるんだろうけど、乗れた時というのは、そこかでもちょっとはパドルして少しはスピードを出したことと、斜めになっている乗りにくい板に気合で立った(=ビビらずに乗れると信じで横を見て立ったので頭が下がらずつんのめらない)ところが乗れた原因なのではないかと思う。
ちなみに横には・・・なんとなくかなー・・・。
ここのところ毎日、フラストレーションと爽快感を行き来している。
けど、なんか乗ってきた感じするかも?