バンコクにいる間に、いろんなバナナを食べた気になっていたが、赤いバナナは初めて見た。
聞けば、クルアイ・ナークといいタイ南部でしか栽培されない珍しい種類らしい。
フィリピンの赤いバナナ、モラードバナナと同じらしい。
果物屋さんで、一個10バーツで売ってくれた。
おっきくて太い。
長さは日本で普通に売られている普通の黄色いバナナ、クルアイ・ホーンより短かめだけど、ふっとい。
普通のバナナの直径が3cmだとしたら、直径5cm位ある。
で、気になるお味。
おお!うまい。
クリーミーでフルーティ。
甘さ控えめで香り高く、ほのかな酸味もあり、上品なお味。
それに大きいから、1本でボリュームたっぷり。
甘すぎないから、朝食にちょうどいい感じ。
好きかも。
これは何度も食べたい。
バナナに間違いはないし、ものすごく違くはないのだが、バナナというより、新しく出会って気に入った南国フルーツという感じ。
これまで食べたいろんなバナナ達が、バナナ以上でなかったのにたいし、このレッドバナナは、バナナを超えている。
たぶんその理由は、クリーミーでマイルドなところと、甘ったるいバナナ臭じゃなくて、なんとなく高貴な感じがする芳香、その香り高さにある気がするわ~。
幸せな出逢い。