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2017年6月プーケット合宿まとめ

結局、波が大きくっていかにも雨季のプーケットぽかったのは先週末だけ?で、ここ4日間ほど11月でしょうか?っていうくらいの小波ちゃん。

したがって、カタノイまでボードを抱えて歩くような体力はまだ今期つちかえてないんですけど・・・っていう感じだけど、仕方なくカタノイまで歩く。

でもね、カタノイはさすがです。

magic sea weedを見ると、カタもカタノイも同じサイズみたいな表記だけど、ほんと違う。

カタは本当に、サーフボードにまだ立てない人が立つ練習をするにはいいんじゃない?というくらいのbaby波なのに対して、カタノイは時間帯によっては結構荒れ狂い、私がアウトに出れないくらいに。

とはいえちょうどいい波!っていう時間帯も多かったので、よかったかも。

特に「乗れそうで乗れない」フラストレーションがある日もあったけど、今日最終日は最高の波。

天気もよくて、ここ数日波が小さいせいで、カタノイビーチの水はクリスタルクリアー!!

すっごく澄んでいて透明に光をキラキラ反射させていて、まるでハイシーズンみたいな美しさ。

そして海は穏やかなので、3時間弱いても、一度もクリアーする必要がないままアウトに出れる。

でも波は形が整っていて乗りやすい波で、適度なサイズがある、でも人はいないのでガンガン乗れる!

という、うまくなった気になれる波でした。

最後がこれでしめられたのでよかった。

実は昨日は、ちょっとフラストレーションがたまる日だったんですよね。

セットの間はアウトに出れないし、大きい波を食らうたびにボードから降りる私は、それを繰り返してるだけで疲れてしまう。

そうして疲れてアウトに出てきたはいいけど、アウトで満足な乗り方ができるかといえばそうでもない、みたいなね。。

それで、ちょっと正直モチベーションを失いかけました。

この日記を読んでみたらさ、全然成長が見られないし!

気づきがあったつもりでも、それすでに2年前、サーフィン初めて1ヶ月の時に気づいてたし!みたいな。

そういうのばっかり。

おんなじことを繰り返して、前に進めてない感。

万年初心者になりかけてる感。

もう三年目になるのに!

横に行けたとか、横に行けないとか、そんなことをずっと言い続けている。。。

まあ常に「3ヶ月ぶり」とかだったりするというのもあるけど、それにしたって。。

結局、今期だって気づいたことといえば、「あ、すぐ立つんだった」と「横見て立つんだっけ」とかさ、もう何回め?ここに戻るの?というところ。

もうね、こうなったらチェックリスト作ったろか。

久々の時に気をつけるポイント集みたいな。

その方が絶対確実だな。

でも今日は「パワーゾーンをキープ」できた。

これは初めてではないと思うんだけど、「初めてかも?」と思うくらいに、久々にちょっと「おっ」と思った。

正直そこまで横を見ながらテイクオフできていないんだけど、立ったあと、横に進んで、岸ギリギリまでパワーゾーンをキープできたのだ。

自分の後ろに白い波が立っていて、ずっと勢いがあるまま、、まるでボードの後ろにエンジンが付いているような乗り方ができた。

いつも上手い人が滑っていく様子を見ていて、あの最後までスピード感がある感じ・・・と眩しく思っていたのがちょっと私もできたのだ。

今までもっと鋭角に横に進んだこともある。

でも、おそらくボトムターン一回ぶんという感じで、そのあとトップターンしてまた・・ではなく、トップターンのタイミングぐらいでぐしゃっとなって終わりとか、、またはもっと穏やかな波の時で、綺麗に横に進んで行ったはいいけど、徐々にフェイドアウト・・という感じで、最後の最後までパワーを感じていられることはあまりなかったんじゃないかな。

で、それができたのはもちろん波が良かったからなのだけど、心がけたことをメモっておこう。

一つ言えることは、

本当に本当に本気で早く立つ!!

ということだ。

今までもよりももっと早く立った。

今までは私にとっての「すぐ立つ」は「乗ったと思ったらすぐ立つ」だったけど「乗る瞬間に立つ」に変えた。

それから

波をきちんとみてパドルし、タイミングを合わせてテイクオフする

ということ。

上手いおっさんたちを昨年観察した結果、テイクオフの時のボードの角度について「地面と平行でいいんだ(ノーズは宙に突き出ていていいんだ)」という気づきを得られた訳だが、それについてはそれ以来だいぶ活きていて、今年はそれを心がけてうまく行っているのもある。

ノーズが宙に浮いているぶん、ボードの操作がしやすくなった気もする。

他の気づきとしては・・・

とにかくまず腕で立ってすぐ脚を引き入れる

とにかく行きたい方向をみる。そっちに進む気持ちを持つ。

パーリングしそうな時は槍投げ選手が空を見上げるくらいの気持ちで顔を上に向けて重心を後ろにして立つ。

闇雲にパドルをするんじゃなくて波に乗るタイミングに合わせて3回、深く力強くパドルするので十分。

特に本当に「上手い熟成されたおっさんサーファーリスペクト」につきます。

どうしても5feetくらいの小さくて薄いボードに乗ってヒュンヒュンと木の葉のように舞う若い男の子サーファーとかはボードのサイズも違うし、腕力も違うし、次元が違いすぎて何をどう見習っていいのかわからないんだけど、6feetとか7feetくらいの分厚くて幅広の板に乗ってる腹の出た熟年サーファーのパワーに頼らない「技」を見せつけられると、「私はファンボードだからできない」「腕力がないから」みたいな言い訳が通用しないことを痛感するし、すごく勉強になる。

おっさんたちは本当に「タイミング」と「テイクオフ時の重心位置・サーフボードの角度」をわかっているので、「なぜあんな小さいボードであんな小さい波に労せず乗れるの?」という感じで、スイスイスイっと三回の力まないパドルでいとも簡単に小波に乗っていく。

あれを観察すると、本当にただ闇雲にパドルすりゃいいってもんじゃないんだということをまた改めて確信しました。

今回はしかも全然パドルが効いてる実感がなかったので、深くパドルできてなかったなー。

だから本当にきちんと「効く」深いパドルができれば三回のパドルで十分に乗れるんだろうと思う。

あとタイミングね。

波をきちんと見て、タイミングを合わせろ!

そう言われても、えー?と思ってたけど、とにもかくにも合わせてみようとしてみないことにはその正しいタイミングもわかって来ないだろう。

でも今年はその旨旨おっさんたちに、私の快心の出来であるパワーゾーンキープ出来た二本を見ていてもらえたみたいで、上がったら異口同音的にすげえ褒めてもらえた。

多分いつも「あいつは一体いつになったらちゃんと乗れるようになるのだろう」とかわいそうに思っていたのかもしれない。

だからこそ「お前今日は乗れたじゃないか!!」というおっさんたち的にも「おっ!」と思ったのかも。

でもwavesのことを「ワイブス」って言うのよね、どこの国のひとかわからないけど。

だから一瞬、なんのことを言ってるのかわからなくて、後からwavesか、、とわかったけど。

まあそんな感じですね。

あとはドルフィン。

これもやっぱりできるようにならないと。

これができると出来ないとでは、体力の消耗度とか波乗りの効率が全然違う気がする。

と言うかこれが出来ないと、出ていけない場所が多すぎる。

ちゃんとボードの大きさを言い訳にせずに練習しようと思いました。

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