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ヘルプミー!!

昨日、13歳くらいにしか見えないのに刺青がっつり入った年齢不詳のタイ人の男の子に、キャンユーヘルプミー?!と、沖から声をかけられた。

溺れてるのかと思って慌てて近寄ったけど、別にサーフボードを掴んでくるでもなく。

アーユーOK?ってきいたら、オーケーそうだったのでそのままだったけど、2キロ泳いできて死ぬほど疲れた、とのこと。

でも今日カタビーチを観察してたら、ロングボードのお兄さんが、沖からひとりスイマーをボードに捕まらせて、波打ち際まで回収してた。

溺れてなくてもそういうことはあるよね。

というのも、今日私は波に巻かれてボードが胸を強打。

やっちまったー、、という絶望感。

痛くてテイクオフどころか、パドルも出来ない。

一時的であることを願いつつ、とりあえず様子みたいし一旦上がって痛みが治まるまで休憩することに。

ところがボードに腹ばいになってさえいれば、大抵の波には押されて一瞬で岸に帰ってこれるファンボードと違って、このショートボードだとパドルしない限りスープすら私をさらってくれないわけで。

だいたい岸までもあと10mくらいで、周りには海水浴がいっぱいの平和なゾーンにいるのに、こういう時に限って意外と深くて足がつかない。

帰りたいのに帰れない!

誰も私の危機に気付いてないよね。

自分の意思でその場にお気楽に漂ってるようにしか見えない。

結局片手パドルで、のらりくらりとなんとか帰ってこれたけど、
どんだけ近くのスイマーのおじさんに、ヘルプミー!って言っちゃおうかと思ったよ。

これが沖で、しかも近くに誰もいなかったら?と思うと怖いこわい。

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