今日は痛い話です。
波に乗り終わったあと、もしくは意図せずボードから投げ出されたあと、リーシュコードが足首に絡まって、足首を締められることはそれなりにあって、危ないなーと思うけど、怪我をするほどではなかったんだけど、なんと今回はアメージングなことに小指にからまった。
無理なトライをしてすさまじいパーリングをしたでもなく、波のクリアを怠ったわけでもなく、最後まで乗り継いできた波を、海水浴客が多いゾーンに来たので降りた、その時です。
もちろん、先日、カタビーチの浅瀬の波のパワーが凄まじくて乗り終わったその時が危ないというのは見学していてわかっていたはずだし、その日ほどではないにしろ、徐々に波がパワフルになって危険にはなってきていたのだと思います。
普通に水の中に落下したつもりだったけど、なぜかリーシュコードが絡まり、振りほどくよりも、次の波のパワーで小指が締められるほうが早かったという悲劇。
プルアウトは・・できなかった。
水の中で、あ、指もげた!と思ったけど、確認したら、まだついてた!ついてたけど変な方向向いている!!!!
っていうのはねえ、けっこうな恐怖体験でした。
それでも痛みはそこまでじゃなくてよかったし、小指ならなくてもそんなに困らないからよかった、とかその瞬間は思いましたけどね。
痛かったのは、整復といって、曲がった指を元の形に伸ばす時。
病院に連れて行ってもらって、レントゲンとって、骨折してちょっとまわってるから、元に戻してギプスねーってことになったわけですが、「ちょっと痛いだけ」くらいで、麻酔もなく。
タイってちょっとしたことでも麻酔打ってくれるイメージあったけど、いやいや。
ほら、反対の指と同じ角度にまっすぐになったでしょ?確認して?
と言われてもそんな心の力は残ってなかったです。
勝手にやってくれ、お任せしますって心境。
そんなにまっすぐになってる風でもないから、うーん、とちょっと首をかしげたら、もう一回、とグギギ・・とやられて、ヒイイー。
しばらくはズキンズキン・・・・
骨折した時より、整復のほうが痛かった。
今はその上にギプスを巻かれてるので、ちゃんとまっすぐになってるかは不明だし、ギプスから覗く指の先端の向きを見るかぎり、ちょっと怪しい感じはある。
まあ最初よりましだけど、微妙に曲がっているような?
でも整復は、時間がたつほど痛みが出たり、難しくなったりするそうなので、その日のうちに病院に連れて行ってもらえてラッキーでした。
ちなみにカタセンターにクリニックが、パトンにホスピタルがあるそうですが、レントゲンとったりするような大きな病院は、プーケットタウンにあるバンコクホスピタルか、プーケットインターナショナルホスピタルになるようです。
バンコクホスピタルは混んでるからという理由で、プーケットインターナショナルに連れて行かれましたが、まあここのほうがセントラル・パレードからも近いし、交通の便はいいかも。
以前に肋骨骨折した時に比べたら、いったんギプスしてしまえば、動かさないで済む部位なので、全然楽。
ねじれを固定するために手首も一緒に固定されているので見た目は派手だけど、何週間も痛み止め漬けじゃないと過ごせなかった肋骨に比べたら、初日から痛み止めなしでいける感じ。
最初は痛みで、片手の他の指も使えなかったのですが、1日で早々に痛みも治まり、ほか三本指は使えるようになったし。
でもギプスを4週間、水に濡らすなっていうのは、南国生活においてどうなんでしょう。
かゆくないのかな。。
あとシャワーとか超面倒くさそう。
ちなみに先生からの注意事項としては、最初の数日間の炎症期は、腫らさないために指を適度に動かすこと、心臓より高い位置に手を保つことでした。
でも本当に、肋骨のときのように、内臓損傷してるんじゃないの?的な全身ダメージ感がなくて、元気がありますな。
ま、所詮は小指だからね。
ギプスをとるのも、サーフィン再開するのも4週間後とのドクターの見立て。
せっかくついたパドル筋が落ちてしまう。。
だけじゃなくて一緒に固定されている手首の稼働とかも落ちそう。
サーフィンは危険なスポーツなので覚悟の上だけど、こうもまとまった期間、サーフィンできないと困ってしまうわ。
ギプスがウオータープルーフとか、着脱可能だったら、泳いだりくらいはできそうなのだけど。