みなに波ねーよ!と言われるなか、数日間、波がなくて海に入れなかったフラストレーションから、カタノイビーチをチェックにいく。
波はある。
でも、乗れそうな波があるエリアはすごく限られていて、5m〜10mくらいの範囲。
そしてそこにはすでに10人くらいサーファーが待機していて、かなり上手そうな人が2、3人。
そして、たまにしかこない波を毎回、その同じ2,3人だけが乗ってくる。
もちろんうまい人たちなので、波を横に走るので、だいたい最後はぶつかりそうになっている。
こんな状態では、私の居場所はないなー。。
ということで退散。
カタビーチも一応見に行く。
うーん、、、微妙、、、。
でもとにかくカタノイビーチへの往復で、体が熱いので海水浴しながら、波の状態をしばらく見極めることに。
するとどうでしょう。
やれなくもなさそう。
でも北側からは真っ黒い雲が押し寄せてきており、雷がかなりの頻度で光るし、急激に気温が下がってきて、嫌な感じ。
もう17時近いし、多くの海水浴客が退散モード。
うーん、雷はちょっとこわいけど、チャンスかも。
そう思って、一か八かでサーフボードを持ってきてみると・・当たった!!!
波が出始めた!!
かなり肌寒いけど、海は温水なので、海のなかに入ってしまえば寒くないし、サーファーも、海水浴客もまばらなので、まわりを気にせずガンガン乗れる。
まだ横にいく練習をする前に、もっと波のトップからテイクオフする練習をしないとなーと思ってたんだけど、ここまで独り占め状態なのは、横へいく練習をするチャンスじゃん!!と思いつき、横にいく練習をしてみることにした。
とにかく行きたい方向だけを見ながらテイクオフするんでしょ。
という前知識をもとにやってみる。
まずフロントサイド。
テイクオフしてから左に進む(私はグーフィーなので)というのは、あっさりうまくいった。
でもこれは横に進むというんじゃなくて、いわゆるターンだよね。。
ということで、テイクオフしてから横をみるんじゃなくて、横を見ながら立ち上がる、できれば斜めにテイクオフ、というのをトライ。
でもおお、これは難易度が上がるのね。
なんか左を見ながら立ち上がろうとするとボードからずり落ちそうになること多数😭
さらに斜めにというのも、バランスが難しい。
それでもフロントサイドはまだまし。
バックサイドで、右を見ながら立ち上がろうとすると、足の位置が完全におかしくなってしまって、変なところにたってしまい、テイクオフすらおぼつかなくなる。
そこで、バックサイドの場合は無理をせず、正面を向いて立ち上がってから右にターンだ!と思うのだが、まっすぐ進むだけで、曲がりもしない。
けっこう笑える。
でも、これらの練習を通じて、なぜか視線の向きというものに意識的になったのか、下を見るんじゃなくて視線を前に向けて遠くを見てテイクオフすることによって、パーリングしずらくなるというのは実感できた。
今まで下を見るんじゃなくて遠くを見る、というのは知識としてはあったけど、あまり徹底できてなかったようで、発見。
さらに、波待ちするときに、私はボードの後ろのほうに座ってノーズをあげて待ってるんじゃなく、ボードを水平にボードの真ん中に座って待っているのが常だったんだけど、ボードの後ろのほうに座ってれば、波が来たらそのままクイっと素早いターンができることを発見。
不安定だなーと今まで思ってたけど、この座っての素早い180度ターンをするにはどのみちこの不安定さをコントロールできるようにならなきゃだし、慣れれば意外と安定することも判明。
もちろん海の状況にもよるんだろうけど。
ということで、今までこのテールを沈めてくるっと一気にターンというのを苦手としていて、一気にテールを沈めることも、華麗にターンすることもできかねていて、いつもフガフガし、しまいには諦めて、ノーズをほんの少しあげるだけでほとんど水平状態でボードを回転させるようになっていたんだけど。
この状態で待ってたらすでに安定してるから華麗にターンできたわ。
さてでもいろいろ課題が出てきたので、家に帰って調べてみる。
どうやら斜めテイクオフは必須ではないようで、まずはまっすぐテイクオフでいいらしい。
でもやっぱり立ち上がる前から行きたい方向を見よ、ということ。
でもこれは部屋でも練習できそう。
視線を右や左にしたままテイクオフを床でしてみて、フォームが崩れないように練習すればいいんだもんね。
あとバックサイドに曲がるときだけど、笑っちゃうくらい、ラジオ体操かな?ってくらい、かなり上半身ごとひねるほうがいいみたい。
視線も左というより、左後ろ、くらいの勢いで。
やってみよう。
あと、たまにひとかき、ふたかきのパドルでうまく小波に上から乗れることがあって、これが波とタイミングがあうというやつなのかな?と思った。
波を見ながらテイクオフすることで、波とタイミングをあわすとか、波と角度をあわすとかいうのもわかりやすくなりそう。
あと大きい波なのに波に置いて行かれるときってなんなんだろう?と思ってたけど、それは波がブレークするポイントよりも前すぎるときのようだ。
ということで、まだまだ崩れるポイントとか、その波がグーフィーなのかとか、観察する習慣がなかったんだけど、横に進む練習をしてみることで、そういうことも考えなくちゃいけないんだよな!というふうに視野が広がったのでよかったです。
今回も久々のときの現象、何にも考えてないけど、ぽんぽんと波に乗れた。
なんなんだろうね?
疲れてないからなのかな?
いつも、久々のときのほうが、足の位置も、パーリングしないように、とか、パドルをいっぱいしないと、とか、なんも考えてないのに、なんも考えずに波にいっぱい乗れる気がする。
しかし人がいないっていいなー。
最後はあまりにも暗くなって、脱いだサンダルを探したり、脱いだサンダルを探す間に置いたボードを探したりするのも大変になって、んーこれは目の前で堂々とボードを盗まれても見えないな、ちょっと危険だなっと思ったけど。
早朝と夕方は、積極的にチェックだな!
日中は暑いし、海水浴客がいっぱいだしねえ。