昨日は、あちゃー波が小さいかなーと思ったので、お昼過ぎ?お昼頃?あえて干潮時に行ってみた。
見た目ほど悪くない。
そんなに小さすぎもしないし、ダンパーでもない。
でもなぜか日曜なのに観光客も少ないし、サーファーも多くないので、けっこういい。
と思ってたら、16時頃、かなりよくなる。
メロウですごくいいじゃん!
ショートボードには向かない波のようで、ショートボーダーは全然いないけど、ロングボーダーやファンボーダーがたくさんやってくる。
いつもショートに乗っている人もロングボード持ってたんだ!という感じでロングボードで繰り出してた。
ただ私は疲れすぎて、後ろ髪を引かれながら17時には退散。
まだ波は良さそうだったけど、16時がマックスに良かったかな。
塩が動いている時がいい、とか。
満潮前の一時間がいい、とか。
満月の日は干潮がいい、とか。
いろいろと聞くけど、一概に言えない印象。
というわけで、なかなか乗りやすい波、少ないライバル、でけっこう乗れた中、右にも行けたし、なんといっても、腕で立ってからのテイクオフをすることができて、ちょっと感動。
私が憧れてた上手い人のテイクオフの感じを再現できた。
やってみると、腕でぐいっとボードを押さえつける感じになるため、浮きそうになってるボードが平行に安定し、しかも推進力も得て、立ち上がってからのスピード感が違かった。
いつもは波の上を滑っている感じだけど、このときはテールもぐっと押されていて、スープライディングみたいな感じ。でももちろんスープじゃないから、パワーもある。エンジンついてるみたいな感じ。ノーズも浮いててフェイスに対してノーズをうにうにと動かしやすいこの感じ。ただパーリングしないというだけではない乗り心地の新境地!
さらに、腕で立っている状態に、足をそっと引き入れる感じになるため、足に衝撃がかからずこのやり方なら後ろ足の親指がダメージを食らわないし、重心が移動せずスピード感を失わずにスムーズな流れの中で立てる。
おそらく私はジャンプするような感じで今まで乗っていたんだと思うわ。
重心が上がってパーリングもしずらくなるのは言わずもがなだと思うけど、タイミングが遅れると(もしくは加速が足りない or 手のつく位置が前過ぎる、などもあるかも。)やっぱりパーリングする。
よって、波に追いつかれるまで懸命にパドルして、追いつかれた瞬間に上体を反らして腕で立つ。
そしてこのやり方だとその次の瞬間には自然に足を引き入れられる=立っている上体になるので、テイクオフがすごくはやい。
これは体が忘れないように今のうちに癖をつけたい、体で覚えたいやり方だなー。
でも昔、テイクオフを地上で練習してる時は、体を思いっきり反らしてから立ってたはずなんだよね。
よく考えてみたら。
でもどこかで新しい知識を仕入れてきて、上体を反らす必要はない、重心を低くしたまま立ち上がる、みたいな説を聞いてきて、あまり上体を反らすことを意識しなくなっていたんだっけ。
というわけで、ブランクがたくさんある私は本当にどこまで上達してんのか?とちょっと不安にはなる。
うまくなったねー、というような人も、別に毎日私のライディングを見ているわけじゃないから、たまたま乗れなかった日を以前に見て、たまたま乗れてる日を最近見て、そう言ってるに過ぎないしな。
横に行くのだって、去年バリでもう横には行けてるじゃん、と言われていたことを考えると、波さえ良ければ乗れて、波が悪いと今もパーリングという、たいして変化してないんじゃないかという気もしなくもない。
でも、あの流れるような、全く失速しない滑らかではやい上手い人のテイクオフに一番近いものができたのは今日だと思う。
プーケットでは波取り合戦みたいになることがあまりない(少なくとも私は。。おそらく上手い人がたくさんいるときのピークには近づかないからとも言える。)私も、混んだバリとか行ったら、テイクオフがはやいに越したことがないし、横に行くにもそうだものね。
このテイクオフの精度がもっと上がるように練習していこう。
ちなみにやっぱり、上手い人を見て、自分の失敗を省みて、「これを試してみよう」とかってやっていくのは大事だなー。
ただ漫然とやっていても、なにか偶然でうまくいったりしてヒントをつかむこともなくはないけど。
あ、ちなみに一人でやっているとやっぱり上達が遅いらしい。
これは考えさせられるな。
上手い人にもっとひっついていったほうがいいのかもな〜。
けっこう遠慮してしまうんだけど。
まあでも特に、上手い人のライディングを観察してインスピレーションを得る、イメージトレーニングしてみる、真似してみるというのはすごく大事だと思いました。
あまりプロのサーフィンをビデオで見たりもしないんだけど、そういうのも大事かも。