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トニーショック!

トニーから2日後電話がかかってきて、ボードを取りに行く。

 
きっと海で見たことないわけはないのだろう。
もう1度よく顔を拝見。
見たことあるような気がしないでもない。
 
シェイパーなんだからきっとウマイに違いない。
今度海で見かけたら、よく見てみよう。
 
なんて思ってた矢先!!
いたー、トニーだ!
 
うめぇ!
すごく間近にライディングを見たけど、圧倒的うまさ。
 
すごく力が抜けていてリラックスしてるんだけど、乗った瞬間からの加速がすごい。
こんなに速く走っていく人、初めて見たっていう速さ。
 
やっぱり初めて陸で見た時のフィジカルから立ち上るオーラはこれだったかと。
 
海にいると、もう全然水を得た魚。
 
陸だと、ボロボロのTシャツ来てて、余計なことは言わない職人っていう落ち着いた感じがあるけど、水の中だとアドレナリン出ちゃってんのかなっていう、多動性。
 
でも改めてみるとフィジカルがやっぱりできてるなー。
年齢の割にスキのない現役感。
もともと大柄で身体的に恵まれてそうだし、身体能力にも恵まれてるんだろうけど、やっぱり日々サーフィンしてますっていう体です。
ほかのおっさんビーチボーイはもちろんサーフ筋ばりばりだけど、脂肪もついてたりするもんだし、または丘に上がってる元ビーチボーイはうまいけど、もはや技術で勝負してるから、ボードは大きいし体も意外と普通だったりする。
が、トニーは現役な感じ。
 
ていうか言うほどおっさんではないのかもしれない。
40歳前後かな。。
ケリースレーターだって現役だもんな。
 
というわけで、ひゅんひゅん木の葉のように舞うビーチボーイは見慣れてるけど、なんか別格というような風格を見せつけられました。
わぁ、あんなふうに滑りたい、というあこがれ的なものを感じたのは初めてかもしれません。
 
2007年のチャンピオンだっておっさんが言ってたのも聞き流してたけど本当なのかも。
 
小僧たちと何が違うんだろうね?
大人の旨味的なもの?
 
まあ、そんなわけで鮮烈なトニー目撃!でした。
1、2時間でさくっと風のようにいなくなるところもさすがですね。
 
私は昨日は5時間もねばった!
それだけ波が穏やかながらも、意外と悪くなく、あり続けたってことなんだけど。
 
最後はボードに座ってるだけでたまに落下するようになってきて、ちょっと疲れすぎだなと帰ってきた。
 
他にもファンボードのうまいビーチボーイが何人か周りにいて参考になった。
 
アクロバットな乗り方はしない、アップスで横に滑っていくだけなので、次のステップとして私も出来そうでなかなかできないっていうところなのでぐぬぬぬーと思いながら見ていた。
 
やっぱり乗る瞬間に波をきちんと見て感じてるから、波によってテイクオフのタイミングを、変えている。
パドルちゃちゃっで、すぐ立つ時もあれば、ぐわあって何度もパドルし続けることもある。
ボードの角度だってそうだろう。
当たり前にすべきな、その加減が私はまだまだだなぁ。
波を見ているようで、見ていない!
 
それから、まだまだたまに出てしまう、パドルで脚を開く癖と、テイクオフ時に下を見る癖。
この間、写真を撮ってもらって気づいた。
かっこ悪ーと思った。
何よりかっこ悪いからやめようと思う。
 
やっぱり乗り方きれいだと、たとえ波にそんなに乗れてなくても見ていて気持ちいいもんねー。
 
なんかきったないフォームで無理やりへっぴり腰で乗り込んでいるよりも。。
まぁ、それでも波乗りなんだから、乗らなきゃ話にならないわけで、乗れてるほうがいいと思うけどね。
 
そしてすぐにトップから横へ行く。
これがなかなかできない。
5回に1回もできてないくらい。
これが出来ると、みんなができるやつ、私もカタノイで二回出来たやつができるっぽいのに。
 
私はどうも波の上の方で立ってはいるんだけどそのままボトムに降りきった頃からやっと完全に横へ、がほんと多くなってしまう。
でもカタノイの時、なんて思ったっけ?
乗った瞬間に立つ、だよな。
 
そうそう。
そこまでは思ってなかった。
 
パドルクレイジー。
波を見てタイミングあわせる。
下を見ない。
乗った瞬間に立つ。
 
それ、今日も頑張ります。
でも一瞬の内に考えること多すぎて、多分どれかが抜ける(笑)
ていうか、結局考えられないから、身体が勝手に反応するに任せるというか、身体が覚えてることを自然にやるしかできないのよねぇ。
 
まぁそれでも、ボードをぐいっと前に押し出しながら、ロスなく乗る、みたいなのは何回かできたし、すっごく悪くはないんだけどねぇ。。
 
しかも1本は綺麗に横に行ったけど、その後、すごい海に人出てきた。
 
あのヘボでも1本乗ったぞ、波良くなって来てるんじゃね?って思われたかと思った。。
 
波が微妙にないようなあるようなな時って、そういうのある。
 
自分が乗ったか、乗り損ねたか、とにかく自分が波待ちしてた場所に戻ってきたらさっきまで自分しかいなかったのに、わらわらとどこからかサーファー集まってきてたりすると、見られてた感ある。。
 
あとドルフィンとローリングスルー、昨日もどちらも試みてみた。
できそうな気がする。
頑張る。
うまくできないとドルフィンだったら戻されるし、ローリングスルーだったら使うパワーが一旦ボードから降りるのとたいして変わらない、、けど、一旦ボードから降りるよりかは確実に時間的にも体力的にもロスが少ないのはやっぱり確か。
 
そしてさっきすごい波良さそうだったのに、波消えてきた。
ショック!
でも、体力は有限だし、1番波がいい時にへろへろだと困るからいつ行くか迷うが、、私もプーケットにいられるのはあと2日。
実質今日が最後かも、、。
行ってこよう。

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