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番外編:西湘日記1

寒くなる前に引越し完了して、寒くなる前に家の前の海でサーフィンデビューをしたかった。

湘南は特にローカリズムがきついと聞くし、ものすごく緊張している。

ママが赤ちゃんを連れて公園デビューするみたいな感じかなと思う。

ここで人間関係失敗したら結構きつい、みたいな。

私のこのプチ移住が成功するか否かもサーフィンデビューの成功にかなりかかっている。

サーフ移住したものの、移住先の海で喧嘩になってまた帰ってきたという知人の話を思い出す。

彼なんてとてもサーフィンが上手いし、にこやかでコミュニケーション能力も高そうなのに。

まあ上手いからこそなんだろうか。

何はともあれ、そういう意味でのド緊張。

知らない海という緊張に、久しぶりのサーフィンという緊張、数年ぶりの冬の海という緊張もある。

 

寒くなる前にといったところですでに寒かったり、よく調べてみたらボードが2枚とも要修理状態だったり。

また引越し関連の雑用がまだまだ沢山あって、気持ち的にサーフィンどころじゃなかったところもあり。

年末年始休暇になって、やっと、サーフィンデビュー!!!

しかも冬のサーフィンなんて何年振りでしょうか?3年振りくらい?

3年着ていないドライスーツは、チャックがちゃんと閉まるのかしら?

着方も脱ぎ方も忘れたんだけど・・・。

まずそっからだよ!というね、本当に久しぶりのサーフィンというのは色々と難がある。

とにかく寒いのが怖いので、もじもじ君的な防寒用の帽子も辻堂のブックオフでゲット。800円くらいだったかな。

ずっと被りたくないと思ってはいたものの、そんなことよりも頭がキーンとする方が恐ろしい。

 

試着してなんとか被れたからいいでしょ、と思ったんだけど、顎を覆うタイプのやつで顔の肉がむにゅっと押し上げられて人相が変わる系。これあってるのかな?もしかして子供用の帽子を無理に被ってるとか、ウェット素材が縮んでるとかなのかな?

でももうそんなの関係ないレベル。

 

というわけで、私の記念すべき西湘でのサーフィンデビュー日、ドライスーツにもじもじ君ウェットキャップ、手袋という完全防備の出立ちで挑みました。

さてもう恐れていた冬の海だけど、全くいっさいの寒さを感じず!!

なんなら家にいる時私はいつも凍え気味なんだけど、もうこたつに入ってぬくぬくしてるくらいのぽっかぽかにあったかい状態で終始サーフィンをすることができた。水は入ってくるも、別に冷やっこいこともない。

しかもBCMによると点数はそんなに高くなくて海もすいてきている時間帯だったんだけど、点数の割には全然良く、ブランクありまくりだけど、まあ何本かは無事に乗ることができた。

海の中もそんなに殺伐としてることもなく至って普通。

そしてまあなんと気持ちの良い景色でしょう。

最高。幸せ。

・・・そう心の底から実感。

特に徒歩でサーフィンに行ってそのままお風呂だよっ!!

もちろんプーケットライフはそうだったわけで、それを日本で実現させる夢がある意味叶ったわけだけど。

こちとら日本の冬の海だから、ありがたみが格段に違うわけよ。

風呂場で着替え。そのままお風呂につかれるわけよ。

というわけで、サーフィンの内容はともかくも、ものすごく腰が重かった故に、初めの一歩を踏み出したことに祝福。

そしてそれが怪我をするとかでもなく、何事もなく平和に終わり、かつサーフィンのあとに、ニコニコニマニマがとまらずに一日中、「はあ、幸せ♡」って独り言が漏れちゃうくらいの幸福感を味わえたのもとても良かった。

下手の横好きでも、続けるメリットを感じられた日だった。

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