I know well..
先日は、よく知ってるベテランさんと一緒に海に。
いろいろと面倒は見てもらっているものの、実際に一緒に海に入るのはほとんど初めて。
思ったよりも乗れるようになってるじゃん!まさか沖に出れるとは思わなかった、という失礼な!!な評価をいただきましたが、、まあ悪くないじゃん!と言ってもらえてるので、(まあ期待値が相当低かったとも言えるけど)、少しうれしい気持ちにはなりました。
で、超ベテランさんかつ、私のサーフィン歴などもよく知っているだけに、けっこう親身に指導してくれて、よい1日でした。
超ベテランで、一周回ってファンボードに乗ってるおじさんって、力技で勝負してないぶん、乗り方を見てるだけでも参考になるんだよねー。
さて、で、言われたのは「why did you stop the paddling??」ですね。
これ言われたのは初めてじゃありません。むしろよく言われます。。
なんで3回パドルしたら手を広げて待ってるんだ!もっとパドルしろ!だから乗れなかったんじゃないか!っていうね。
でもおっさんに言われると響きました。
そうですね〜。。
頑張ります。
どうしてもやっぱりパーリングを恐れてしまうんだと思うわ。
パーリングするぐらいなら、乗れなくていい、というような。
あとは板からずり落ちることも恐れている。
パドルに懸命になると板から横にずれ落ちること多数なので。。
それから波の上部がとんがっている波が乗れる波だとか、立った瞬間に横に曲がる体制をとるとか、まあみんな初めて見聞きしたことではないんだけど、実際にこの波はいける、この波はダメ、とやってもらうと理解が進むね、やっぱり。
あと、ビーチの南側からゲッティングアウトしろ、という教えがあったからこそ、アウトに出れたというのはある。
まっすぐに出ようとしてたら、早々にアウトに出るのを諦めてたと思う。
波が大きい日は南側から出るんだよ〜という話は知ってはいたけど、やってる人あまりいないし、アウトに出れないよ〜と思っても、やろうと思ったことがなかった。
今がその時だったのか!という気づきを得たのはすごく良かったわ。
おっさんアドバイスの賜物。
で、満潮前の1時間、16〜17時頃がこの日は良かった。
波はけっこう大きかった。
おそらくセット頭サイズといわれるやつではないかと。
ただすごく乗りやすい波で、けっこうな数を乗れたけど、波のトップからではないし、横にもあまり行けなかったし、アップスンダウンなんてとんでもない感じで、ただとりあえず乗ってるだけって感じ。
いっぱい波ゲットしてたじゃん!と言われても、うーん、まだまだ、な感じ。
波が大きいのでロングライドはできたので、気分はそこそこ良かったけど。。
ただ、骨折後復帰して6日目でやっと、感覚が戻ってきたという感じはしたのでホッとした。
半年のブランクで去年レベルになるまで3週間かかり、それから骨折で3週間のブランク。
そこから6日間でなんとなく感覚を取り戻す、、って、なかなかやっぱり三歩進んで二歩下がるだなあ。
ちなみに復帰初日は本当にこわごわだった。
正直、波ちっちゃいーという日なのに、それでも波立ってる海を見て、怖い!こんなのに入るんだっけ!と思った。
骨折したての時は、海を眺めて、入りたくて悶々としてたのが嘘のように、こんな恐ろしげな海に入るのめんどくさいし怖い、と感じるくらいになってた。
それでも入っても違和感。
テーピングしてても指があやういし、パドルってこんな疲れるっけ?乗ってるポジションがそもそもなんか違う?うわー、波に乗るってこんな危うげな感覚だっけ?みたいなすべて「なんだっけ」状態に。
それが6日目にしてやっと、もう指のことを全く気にせずにガンガン向かっていけるようになった。
とりあえず去年よりは確実に上手くなったことを実感して今シーズンを終えたいところだわ。
まあでかい波にビビらなくなったことが、一つの進歩かもしれない。
おっさんにも、お前はでかい波を怖がらないんだな!と感心された。
けど、これは確かに先日骨折した日に得た学びの賜物だ。
でかい波も、懸命にパドルして、下を見ずに、乗れると信じて気合いを入れていけば乗れるという自信がついているからだ。
というわけで、大きいけど形が綺麗でパーリングしにくい乗りやすい波で、波が良かっただけという説もあるけど。
何よりおっさんに「悪くない。この調子でいけば上手くなる」または「少なくとも根性だけはある」という、何かしら認めてもらえた感があったのと、怪我後のブランクを少し取り戻せた実感があったので、まあよし。
しかし、その翌日も16時がいいと言われて行ったけど、その日は難しい波だった。
トライする機会はそれなりにたくさんあったんだけど、失敗しまくり。
パーリングしまくり。
一秒立ったところで、板が前方に落っこちて行ってしまうとか。
立つ前に板が前方に落っこちて行ってしまうとか。
そういうのばっかりだった。
ただおっさんに聞くと、私の何が悪いというより、今日は波が悪いし、ファンボードというのはそういう風になりがちだから仕方がない、的な話のようで。
まあそれでも、私的に考えられることとすると、やっぱり板が真っ逆さまに落ちる前にレールを入れて斜めを向ければいいのではないかとは思う。。
でもそのさらに翌日、おっさんはショートボードを貸してくれた。
ショートボード。
確かにパーリングしづらいのはありがたい。
ドルフィンができるのもありがたい。
ファンボードの疲れるところとか嫌なところがないのはありがたいんだけど、ショートにはショートの疲れるところや嫌なところがあって、どっちが楽とは言えないなーと思った今日でした。
一度小さなボードに乗ってしまうと、あんな取り回しの悪いでかいボードに戻りたくない、という気持ちも生まれた一方で、ファンボードで楽をしたい、という気持ちも。
まあわかっているのは、今日のショートといつものファンの間のサイズがいいっていうことなんだけどね。