チェラティンでのサーフィン。
まず今回は2週間ぶりのサーフィンだったのですが、2週間だと忘れないね。
3週間あくといつも「サーフィンって何だったっけ」みたいなところからのスタートになり、「ただ何となく乗る」ところまで戻ってしまうんだけど。
2週間ぶりだと、「パドルってこんなだっけ?いやなんか違う。。」みたいにもならず。
それからチェラティンビーチ。
最初は外国人1割、ローカル9割。
しかも波数よりもサーファー数のほうが全然多いのですでに飽和状態。
これじゃあんまりビジターウェルカムになれないよねー。。
しかも水の色は茶色であまり綺麗そうに見えないし、ポイントも狭いし、波も小さいし、わざわざ遠方から来るところじゃないかな・・・と最初は見えました。
でも、海に入って2日間。
結構居心地よくなってきた!
2日間も入れば、メンツの顔とレベルもすっかり頭に入ってきて、顔なじみもできて来るし、何よりも波がタラタラと綺麗にずーっと崩れていく!!
ちょっとたるめなのかな?
大きい時はバレルも発生するというけど、少なくともここ2日間はホレてないし、ダンパーとかない。
初心者的には乗りやすい、しかも横に行ける波ばかり。
しかも全部レフト。
レフトかライトかの判断でまずまごつく私としてはその判断をしなくていい&一方の練習に集中できるというのが結構いい。
沖から乗って来る人も全員行く方向がわかるから、サーファーを避ける時もわかりやすいし。
ただここのひとたちは、カットバックしまくるので、時々、わ!こっち来た!!ってなりますけどね。。
やっぱり波がたるめ、でもいつまでも崩れて行く波だからこそ、カットバックがすごく有効で現実的な技なんだろうなー、だからできる人が多いんだろう。
個人的気付き。
手をもっと後ろにつく。
やっぱりこの感じは忘れてしまってたなー。。
なんか違う・・スピードに乗らない・・と思ってたら、手をつく位置が前過ぎていたようで、ふとした拍子にグッと後ろについたら、これだった・・・!忘れた!と感じた。
グッと後ろについて、状態をそらした体制から足を持ってくれば、スピードを全く損なわずにスムーズに立ち上がるあのテイクオフができた。
なんならレールもってしまって板をグッと押してしまってもいいくらいだな。
また私はやっぱり、腕立てしてからではなくて、パドル終わりの姿勢のまま、波に乗っているかを確認してしまう癖がある。
それからとにかくやはり波を見ながらテイクオフして立つこと!!
そうすることで横に鋭角にいけ、鋭角に横にいくのことで、パワーゾーンをキープできる。
タイミングも合わせられる。
手を後ろに付き、腕立ての姿勢で波に乗ることも、波を降りすぎずにパワーゾーンをキープしつつパーリングしないテイクオフ姿勢の決め手なんだなー。
テイクオフの姿勢がいいよいよ完成に近づいてきた!
というような、今度こそ感覚を掴んだ!みたいな感じはあった。(まあでもまた忘れるんでしょうが。)
パワーゾーンをキープすることの大切さというのを今回もしみじみ実感。
そして、そのためには鋭角に横に進むことと、波を降りすぎないことが大事なんだなーというのもわかった。
さて
チェラティンまとめ
<いいところ>
綺麗な波の形。ずっと崩れていくので横にロングライド可能。
安宿から歩いてアクセス可能なポイント
KLから公共交通機関で容易にアクセスできる
一応なんでも揃っている(やど、レンタルボード、コンビニ的な店、ローカルレストランなど)
平日午前中は空いている
自分のボードを持って行きやすそう(大型バスの下に積みこめる。スペースが大きいので追加料金もなさそう。)
リーフのポイントなのに危なくない。
ほぼ一日中サーフィンできる。
<悪いところ>
ポイントが狭い。
週末や夕方は混む。
飯がまずい。(選択肢が少ない)
寂しい。
サーフィン以外することがない。
レンタルボードが安くもない(バリ比較)
水が汚い(見た目の色の話。汚染されてるかは謎。油ヤゴミが浮いてるということはない。)
蚊が強烈。
さて、今回、初めてのマレーシアの海ということで、とてもいい経験になりました。
こんな海もあるんだ!みたいな。
カタヤクタのような鬼ダンパーを見慣れていると、ダンパー波が決してこないことの幸せを噛み締めます。
また、今回は乗れる波はずっとあるのに、クリアしないといけないような波は来ないので、すっごい楽。
疲れないので、二日間とも一日6時間入ってられました。
私的にはかなり長い。
今回はKLに用事があったのでついでにこれてよかったのですが、わざわざサーフィンだけのためにバンコクから来るとなると、どうでしょうか?
フライトの価格として、安い時でバンコクからバリが往復15000円、バンコクープーケットで往復3000円、バンコクークアラルンプールで往復6500円というところ。
バリに行くよりはだいぶ安いけど、週末プラスαでサーフィンにくる感覚ではちょっと厳しいかなー。
まあなくはないですよね!
もしKLやシンガポール、プーケットに住んでたらぜんぜんありだな。
プーケットーKL便は往復3000円くらいだし。