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掘れた波への乗り方をひたすら観察した日。

ビーチにいると時間があっという間。

部屋はビーチに近いので、基本的には一ラウンド終了したら帰って、またやるにしても数時間後に着替えてまたくる感じなのですが、たまにビーチに居座ることがある。

今日みたいな日。

朝から波が良さげでよくなくて、でもすぐによくなるような、ならないような・・・

みたいな日。

朝9時に部屋を出て行って、戻って来たのは14時過ぎ。

自分でもびっくり。

でも全然波に乗った感はない。

ほとんど見てただけ。

朝、2発目くらいで、テイクオフ時に立ったはいいけど、無理やり立っただけなので、ボードから滑り落ちたんだけど、その際に右足の甲がテールかどこかに激しく当たったらしい。

小骨一本ヒビ入ってるかもしれない。

そんな感じ。

歩くと痛むので、カタノイは今日は波がいいと聞いたけど、カタノイまで歩く気もしない。

でも意外とサーフィンはできる。

でも、その痛みと、今日の波はいわゆる速い波というやつなのだろう、崩れるのが速い掘れた波で私の苦手とする波。

以前は全然乗れない!!って感じだったけど、今は一生懸命パドルをすれば乗れることもあるけど、乗り方マスターしたとも言えないと思う。

そしてひっくり返されたら怪我しそうな感じの波。

みんな乗った瞬間に横を向いて乗って行くけど、それが私にできるだろうか。

しかも怪我もすでにしたっぽいので、意気消沈して、ビビり、モチベーションを失う。

かといって波が悪いわけではない。

目の前では、ライフガードチームのお二人が、イルカかな?っていうくらいに楽しそうに乗りまくっている。

速くて勢いがある波なので、小さいショートボードでぐんぐん横に行くには楽しい波なんだと思う。

とはいえ、この玄人な二人しか海に入っていないってどういうことなんだ??という疑問も沸く。

やっぱり難しい波だからなんじゃないでしょうか?とも思う。

いい波だったら、そこここからワラワラと人が集まってくるはずだ。

 

でも良かった点は、ブレイクする箇所が岸に近いので、間近で彼らのテイクオフをすごくよく観察できた。

波が来たら、、ちょっとだけタイミングを合わせて、直前になったら鬼パドルをして乗り込み、乗ったと同時に板をとにかく押し込むね。

グエッと板を押し込んで、水平に保って乗り込む。

一人の人は、斜めテイクオフ。押し込む時にくるっと横を向いている。

ノーズは決して下げてはいけない。

ノーズはあげたまま。。

タイミング命。

タイミングによってはパドルはそっちのけで、パドルはたいしてしないでも板をとにかく押して乗り込む。

しかし一人の人はリーシュコードつけないんだよ。

前からたまにそうしてるの見てたけど、腹の下からボードがどこかに行かせることは決してないという絶対の自信があるのか。

確かになかなか出て行かないのですごいけど、もちろんたまにボードが岸に流れ着いてくることもあり。

自信があるというか、なめてるというか。

で、観察してる私に、手を振ってくれるのはいいんだけど、まあ知り合いだし、、なんか違和感。

なんだこの手の振り方と笑顔に含まれるニュアンス。

わかった、、俺ファンに対しての振る舞いじゃねーか。

俺かっこいいだろおーっていう。

投げキッス、そうまさにそんな感じのあれですよ。

いやあまあさあ、確かにスッゲー間近でさっきから長い間ガン見してましたけど。

そしてサーファーとして尊敬もしてますけど。

なんだそれー!

調子乗ってるー!

すごい強面だし、仕事も割と一生懸命してると思うんだけどさあ、好色といいますか、シビアに仕事してる風でいて、一気に女子にはデレデレ〜ってなるこのギャップね。

お姉さんびっくり。

太ったなあ、去年よりキレがなくなったなあ、と思いながら見てたって、あなた知ってます?

 

という、、足の痛みを抱えて海に入るモチベーションを失いつつ、私に乗れそうにない波にヒュンヒュン乗っている人々を指を加えて見ているばかり、という敗北感を味わった上に、なんだその笑顔!っていうさらなる複雑な思いを抱え、場所を移動。

 

お腹も減ったので、久々にご飯を買ってきてビーチで食べて、また海を観察。

掘れてるエリアでは、今度はファランのうまい人たちがヒュンヒュン乗ってる。

みんなかなり小さいボードで、2、3かきのサクッとしたパドルでサクッと波に乗り、乗った瞬間に鋭角に横にいく。

でも波があるエリアは狭いし、岸に近いし、確実に横にいけるスキルがないと厳しそう。

掘れてない方のエリアでは、ロングボードの初心者が波待ちしてるベイビー波。

両者のエリアの中間には私が乗れそうなちょうどいいくらいの波があるけど、ブレイクから遊泳客ゾーンが近すぎて、やはり確実に鋭角に横にいき、確実に遊泳客を避けるスキルがない私がトライするには危険すぎる。

もしもテイクオフで少しでもまっすぐ降りたら、そのまま遊泳客に突っ込んでいく距離感。

うう。。

まあでもご飯を食べたら、少しモチベーションが復活したので、小波ロングボードゾーンでちょっとやって、たまに鋭角に横に進めて、喜んだりもしたし、ボードを押し込んでノーズを沈めずに立つ、そして絶対横にいく!という練習も結構できたので、まあよしとしましょう。

今日は天気が良くて、小波で、とても海の色が綺麗。

クリスタルなエメラルドグリーン。

そんなキラキラひかる海を観察しすぎて、目が痛いよ。

最終的には、憧れのトニーも出陣してた。

トニーだ!!と嬉しくなった。

すっかり憧れサーファーになっている。

相変わらず、手で水鉄砲みたいなのしていて落ち着きがなかった。

やはりカタビーチも、私はだいたい遊泳客ゾーンの南側にいることが多いので、北側だと少しメンツが違うんだよな、と改めて思った。

考えてみたら、去年は北側は熟練者限定ゾーンだと思っている節があって、よほど波がない時でもない限り北側には行かなかったしなあ。

なので、うまいけど意外と見たことない!!って人が北側ではまだいるんだなあと改めて思いました。

さて、今年の目標は、トニーみたいに一歩踏み出すあれがやりたい!に、最近なっていたけど、今のところ叶わずな上に、負傷。

今日はあんまり調子よくないなー。

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